
爽やかな陽気の下、今年度初めてのPUT(基礎学力テスト)が行われました。今年度の最初の教科は国語、各学年とも目標を設定し、その達成に向けて努力を重ねてきました。当日、生徒は真剣にテストに取り組んでいました。
今年度、このPUTが当校の学力向上に向けての取組の柱です。今年度は各学年で実態に合わせて意識付けを行い、事前の自学の充実が図られるよう、直近ではなくあらかじめテスト範囲を示しました。
PUTは学力向上に向けた基礎学力向上の取組であることはもちろん、「目標に向かって学習する」という「経験」を積み、「どうやって」という「方法」を学ぶよい機会だと考えております。
「学生」と呼ばれる期間は長くてもおよそ20年、それが終わればもう「試験」はない、とはいかず、残りの人生の40年以上、様々な「試験」が待ち受けているということは、我々大人にとっては当然承知のことです。例えば、運転免許取得のための本試験、受験に1回約3万円、1回で合格できればよいのですが、2回、3回と回を重ねれば、それだけ出費が大きくなってしまいます。さらに、大切なリソースである「時間」が失われてしまいます。社会に出れば、仕事以外の「時間」がいかに貴重であるかを痛感します。つまり、試験を乗り越えなければ免許を取得できないことはもちろん、様々な「実害」が発生してしまいます。
そこで学生時代に身に付けた、「試験」に向けての勉強は嫌だけど、頑張って努力するという「経験」、こういう「試験」にはこうやって勉強するとよいという自分なりに見つけた「方法」というものが役立ち、大人になってからの「実害」を防ぐことにつながります。
「勉強したっては社会では役に立たない」という考えは一理あると思いますが、大切なことは嫌な勉強に立ち向かってきた「経験」や自分なりの「方法」の獲得であり、学生時代の勉強を通してそれを身に付けていないと、大人になってから様々な場面で「実害」が生じる可能性があると考えます。また、「なぜ勉強するのか」という1つの答えも、そこにあると考えます。今は生徒たちに「やらされている感」があるのは仕方のないことです。しかし、学生時代だからこそできる「勉強」で、学問以上に大切なものを身に付けることができるのです。今、頑張って勉強すれば、確実に多くの得るものがあるということです。
とにかく、生徒たちには深く考えず、目の前の試験に向けてがんばってもらいたいと思います! ご家庭でもお声がけをよろしくお願いいたします。
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