
9月29日(月)、上越市教育委員会より鴨井指導主事を指導者にお招きし、午前は1年生の部落問題学習・人権教育の公開授業が、午後は3年生の音楽の公開授業が行われました。当日は清里小学校からも先生方が参加しました。
1年生の部落問題学習・人権教育では、北代色さんの生涯について学び、当たり前のことが当たり前にできないという部落差別の実態と差別に対して憤りを感じ、差別されてきた人の辛さや切なさに共感し差別の原因を考察することで、解決に大切なことや今後どのように生きていくかについて考えました。差別はしないことはもちろん、子どもたちには差別を許さない、差別をさせない、そんな社会を目指してくれることを願っています。
また、3年生の音楽の授業では「ボレロ」を鑑賞し、楽器の音色や楽曲の構造から受ける印象を考え、TVCMにおける音楽の効果について自分の思いや考えを言語化し、意見交流をとおして音楽に親しみ、仲間と思いや考えを共有しました。クラシック音楽を身近に感じることができ、生徒のみならず参観者も心が豊かになりました。
30日(火)には学力向上の取組の一環として、「にいがた学びチャレンジ」協力校訪問で県立教育センターから指導主事が来校し、国語、数学、英語の示範授業と授業参観が行われます。
このような機会だけでなく、先生方は日々授業改善に取り組んでいます。今後も清里中学校では数字に表れる「学力」だけでなく、それぞれの授業に表れる「実際の学び」と「学びに向かう人間性」も大切にし、学力向上を目指します。
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