
7月15日(火)5限、7月1日(月)に行ったICT(情報モラル)学習会に引き続き、全校一斉に情報モラル教育の授業を行いました。
授業冒頭のアンケートから、生徒たちは小学校時代に情報モラル教育の授業や講演会に参加してはいるものの、多くは「家庭でのルール」や「インターネットの危険性」についてであり、具体的な「SNSでの発言」「画像のアップ」「不適切サイトや不正アプリ」については、あまり勉強していないことがわかりました。
生徒たちは端末を使いこなす「技術」はもっていますが、それ以上に大切な「心」や「気持ち」はまだまだ未熟です。今回は全校で同じ資料、文科省のパンフレットを用い、SNSでの発言や画像のアップについて情報の送り手と受け手の両方の立場から、トラブルを起こさないため、トラブルから身を守るためには「相手の気持ちをよく考えて、相手を思いやって、節度をもって使用すること」が大切であるということを学びました。
学校は、ネットでのトラブルから生徒を守りたいと強く思っています。そのため夏休みを前に、学校では生徒にくり返し「考える場」を設け、相手を思いやった適切な使用について話をしていきます。
各家庭では保護者の責任の下、生徒にスマホ等の端末を持たせているご家庭が多いのではないかと思います。特に夏休み中、学校の管理下を離れた生徒を守るためには、保護者の皆様の協力が不可欠であると考えております。
先週末に行われたPTA正副会長会でもその学校の思いを伝え、様々なトラブルから生徒たちを守ることができるよう、保護者は保護者の責任でしっかりと見守り、対応していくことを確認しました。
今週末の個別面談の際にも、生徒たちをネットトラブルから守るための各種資料を配付させていただき、担任からお子さんの見守りをお願いするかと思います。
この夏休み、生徒が心身共に大きく成長できるよう、学校と保護者が一丸となって、ネットトラブルから生徒たちを守りましょう。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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