１月１３日（金）、１・２年生はキューピットバレイでスキー教室を行いました。コロナ禍ですが、１・２年生全員が参加することができました。また、とても天気がよく最高のコンディションだったこともあり、途中で弱音を吐く生徒もおらず、楽しくスキーの技術を向上することができたようです。インストラクターの先生方からは「しっかり顔を上げて、話を聞く姿勢が素晴らしい」「すごくいい生徒さんたちですね」「スキーの上達も早いですよ」と、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。皆さんのことを褒められると、自分のこと以上に嬉しい気持ちになります。本当に、自慢の生徒たちです。

　私の大学時代は、映画「私をスキーに連れてって」の大ヒットにより、超スキーブームで、仲間とスキーによく行きました。私はスキーが上手ではなかったので、一緒に行った友人から「新潟県の人なのに、スキーは…。」とよく言われました。雪国に住む者として、雪の大変さだけでなく、雪の楽しみ方も知っている人にならなければと思いました。その後教員となり、アルペンスキー部の顧問となり、年間50日はスキー場にいる生活をしいられ、勝手にスキー技術が上達しました。雪国に住む皆さんも、雪の楽しみ方を知っている人になって欲しいと願っています。

　今回のスキー教室は、１年生は理科の地層観察、２年生は職場体験以来の校外での学習でした。特に、２年生は、３月の修学旅行前最後の校外での学習です。スキー技術の向上だけでなく、どれだけ周囲に気を配り、みんなで楽しく取り組むことができるかもスキー教室のテーマでした。「Snow Kindness Ice-仲間と困難を乗り越え、絆を深めようぜ-」をスローガンに掲げ、意識して取り組み、ばっちりスローガン達成となりました。
　学校に戻ると、スローガンを書いたホワイトボードに、３年生から「おかえり」のメッセージが書かれていました。流石、後輩思いの３年生。ほっこりする出来事でした。