今日の出来事__
国語で、ディベートを行いました。
1年生と2年生の国語の授業で、ディベートを用いた学習を行いました。ディベートとは、あるテーマに対し、異なる立場に分かれて意見を戦わせ、最終的に勝敗を決める討論のことです。
1年生の様子を紹介します。国語の教科書に2つの説明文「「言葉」をもつ鳥、シジュウカラ」と「「不便」の価値を見つめ直す」があります。この2つの説明文を読んだ後、「どちらの教材が「国語の力」をつけるのに有効か」と先生からテーマが示され、シジュウカラ派が10人、不便波が8人でディベートとなりました。こちらは、ディベート前の話し合いの様子です。友達に一生懸命自分の考えを伝える姿、友達の説明を真剣に聞く姿、みんなで話し合う姿が、ずっと続きました。生徒の主体的な学びが素晴らしいです。
いよいよディベートが始まりました。こちらは、自分たちの選んだ説明文が、国語の力を付けるのに有効かを力説している様子です。国語の力を付けるのに有効かを主張するには、選んだ説明文の国語的な価値を根拠をもって説明する必要があります。生徒自身が様々な角度から題材を見つめることができます。先生が教えるのではなく、生徒が考え、見つけていく。まさに、今求められている新しい学びの形です。
こちらは、相手の主張に対し、疑問点を質問している様子です。自分たちの説明文のよさをアピールすることも大事ですが、相手の説明文の弱い点をつくことも大事な視点です。自分の選んだ説明文にあって相手の説明文にはないもの、相手の説明文より自分の選んだ説明文の優れている点など、様々な視点で比べ、論理立てていきます。こうすることで、もう一方の題材の国語的な価値も、自然と学んでいくことになります。
真剣に学びを進める清里中生、とっても頼もしいです。
2022年12月14日
杉本 知之