１年生は、これまでも自学（自主学習）に取り組んできましたが、この度、「力の付く自学ノートコンテスト」を開催しました。この取組は、(1)家庭学習習慣をしっかりと身に付けること、(2)家庭学習を工夫することで自分に合った学習方法を見付けること、(3)友達のノートを参考によいと思ったことを自分の学習に取り入れること、を目的に行いました。１週間の自学ノートの中で、「すごくいい学習ができた、すごくいいノートができた」と思う渾身の１ページに付箋を貼って先生に提出し、１年生の先生方が審査し、優秀なノートのコピーを廊下に掲示するという取組です。
　優秀なノートをいくつか紹介します。

　数学の「文字式」の単元のまとめをした後、教科書の問題を解いて確認した学習ノートです。
　このノートのよいところは、縦線を引き「注意」「ポイント」の欄を作って、間違いやすい点や解くときのポイントなどを自分の言葉で書いている点です。とても素敵なノートです。

　社会、歴史分野の「大宝律令」についてまとめた学習ノートです。
　このノートのよいところは、学習の最後に感想を記入している点です。今日の自学で何が分かるようになったのかを書いています。今回の自学で「分かった」のなら次回は次に進めばいいし、「分かりきれなかった」のなら次回はもう一度確認する必要があります。感想を書くことで、次の学習の見通しが持てることは、とても大切なことです。

　家庭学習は、人によって、最適な学習方法が異なります。いろいろなやり方に挑戦し、自分に合った最適な学習方法を身に付けると、学習するのが楽しくなりますよ。頑張っていきましょう。