今日の出来事__

素敵なノート見いつけた(1)



 1年生の数学の授業ノートです。「最大公約数」の学習は、小学校でも行いますが、中学校ではより筋道立てて導く方法を学びます。その導く方法のよさをイラストにしています。
 小学校では、約数は、頭の中で小さい方から考え、順に書いていきます。24の場合、1と対になるのは24です。2と対になるのは12といった具合に、2つずつセットででてきます。
最大公約数は、共通する約数を赤で囲み、一番大きいものが、それになります。これが、小学校での学び方です。



 中学校では、約数を求めるために、なるべく小さな素数で割ることを繰り返していきます。この割り算式は、中学校で学びます。まずは2で割れるか、割れなくなったら3で割れるか・・・、と繰り返していきます。この方法を「簡単やろ」と実感したのですね。



 素敵です。きっとこの生徒は、この計算方法を絶対忘れることはないでしょう。でも、最大公約数の導き方は、この後、もっとすごい展開が待っています。新しいことを知ることは、面白いですね。


2022年07月06日 杉本 知之