学校だより_生徒の様子_
授業改善支援訪問(職員研修)
27日午後、教職員の授業力向上を目的に、授業改善支援訪問がありました。公開授業は以下の通りです。
5限 1年生 体育、2年生 数学、3年生 同和教育
6限 1年生 道徳(職員全員参加の研究授業)
研修のテーマは「対話を通して思考を深める授業づくり」です。授業では、「学習内容をきちんと身に付けているか」「なるほど分かったと生徒が実感できているか」ということが大事です。そうなるためには「対話を通して思考を深める授業づくり」が大切です。

そうすることで、「学習内容を深く理解し、資質・能力を身に付け、生涯にわたってアクティブに学び続けるようになること」を目指しています。知識伝達型で問題を解く練習を繰り返すような授業のみならば、最短コースで点数を獲得できるようになるかもしれません。しかし、そういう教育で将来、生き生きと社会生活を営み、豊かな人生を送れるか、と問われれば、答えはNOです。そこで、見通しをもって粘り強く取り組む、自分の学びを振り返って次につなげるといった「主体的な学び」や、自分の考えを仲間に伝えて意見交換したり議論したりして新しい考えに気付くといった「対話的な学び」を日頃の授業で取り組むことが必要なのです。
この研修会では、公開授業を通して、どのように主体的・対話的な授業を行うとよいか、どうすれば深い学びへと導くことができるか、ということを職員同士で話し合いました。清里中の生徒は一生懸命に授業に取り組みます。しかし、自分の考えを理由を付けてまとめることや積極的に発言し議論することに苦手意識のある生徒もいます。そういう生徒に対しても、丁寧に考えの道筋を示したり、みんなで支えたりするムードをつくったりしながら、これからも様々工夫して授業を進めてまいります。
2021年10月28日