学校だより_生徒の様子_
定期テスト(1)初日 + 情報モラル学習会
7月2日(金)快晴の下、1学期定期テストでした・・・。1限~3限まで、生徒は皆必死に答案と向き合っていました。
同日、5限は、体育館に集合し、PTA主催の情報モラル学習会が行われました。地域・保護者の皆さんのご参加は20人ほどでした。講演会の演題は「メディアとのつき合い方」講師はさいがた医療センターの副院長、佐久間寛之先生です。先生は、アディクション(依存症)外来を開設されています。
お話の中から印象に残った言葉を拾い出してみます。
「はじめは、楽しいからゲームをしている、しかし、そのうちにつらい現実を忘れるため、ダメな自分を見なくて済むようにゲームを続けてしまう。」
「子どもがゲームばかりしている様子を親が知らず、成績は下がっていき、・・・親はルーターを切ってゲームができないようにしてしまい、・・・何するんだよー!とブチ切れ、・・・飽きるまでほおておきましょうという昔のカウンセラーのお話では通用しない。無限にはまっていく、それがネットゲーム」
講演の終了後に質問コーナーがありました。
生徒A「ルールを決める上でたいせつなことは何ですか。」
佐久間先生「子どもも親も互いに話し合い、納得のいくラインを相談することです。」
生徒B「何時間以上ゲームにのめりこんでいると依存症と言えるのですか。」
佐久間先生「特に時間は決まっていない。15時間や20時間のゲームによって現実の生活がうまくいかなくなっているくらいの状態が依存症ということです。」
職員「依存症の人はどのくらいの期間で立ち直るのですか。」
佐久間先生「半年や一年の長いスパンで治療期間を考える必要があります。長い時間をかけ、だんだんと現実をとり戻していくようにします。」
いずれにせよ、メディアとの上手な付き合い方をすることがとても大切だということが分かりました。有意義な時間となりました。
2021年07月02日