学校だより_生徒の様子_
1年生 歯肉炎予防教室
1年生で歯科衛生士による歯肉炎予防教室を行いました。まず、先生から「虫歯はほおっておいても絶対に治らない。悪化してしまうと治療に時間もお金もかかってしまい大変ですね」と話がありました。そして、健康な歯肉や、歯肉炎になってしまった歯肉の写真を比較して見たり、病が進行して歯を支える骨が溶け、歯が抜けてしまうまでの過程についても図を使って詳しく話がありました。また、タブレットを使って口の中で細菌がうようよと動いている動画を全員が見せてもらいました。細菌は、光と空気が嫌いで、しかもエサが豊富な歯周ポケットに入り込んでいくそうです。
そこで配られたのがデンタルフロスです。デンタルフロスについては、小学校の時にも学んでいますが、現在家でたまに使っているという生徒は3分の1程度でした。今回は、改めてその使い方のコツについて丁寧に教えていただきました。磨き残しがないように、順番を決めて一つ一つの歯のプラークを取っていくこと、一生自分の歯で噛むために、夜寝る前にまずデンタルフロス、その後に歯ブラシで磨くといいそうです。デンタルフロスは糸が切れるまで洗ってずっと使うことができます。ご家族みんなで使ってみてはいかがでしょうか。今日は、歯の健康を考えるとても大事な時間となりました。

2021年06月17日