今日の出来事__
12/10 全校書写授業、ゲーム機とネット機器の関するアンケート結果
 全校書写授業
3年目を迎えた全校書写授業、講師は上越教育大学荒川圭子先生です。今年は1年生と2・3年生に分かれ、午前中を前半・後半で行いました。
 まずは1年生。行書の書き方は中学校に入って初めて習います。まずは体をほぐすストレッチ。そして、文字を書くときの手の動きを体全体で練習しました。その後、「永久平和」の籠書きを行いました。筆の止め、はね、払いの下書きをなぞって書きます。
 その後、練習用の半紙に書いていきました。書き始めは緊張感でいっぱいでした。そのうち、すらすらと筆が進んで行きました。
 後半は2・3年生。
昨年までの経験があるせいか、準備がとっても早くでき、早く書きたい!という気持ちがあふれていました。2年生は「温故知新」、3年生は「神秘探求」。しかし、学年が上がると、課題の時のレベルも上がり、籠書きも容易ではありません。
 荒川先生の筆の運びをじーっと見つめ、何度も試し書きをして、墨を付けてから、一気に書いていきます。すごい集中力でした。(2年生は5限に、3年生は6限に清書2枚を書き上げていました。)見ていると、やりたくなる荒川先生の元気な指導に、思わず職員も飛び入り参加。
 御礼の言葉を3年生K.Hさんが「1年目は習字が嫌いでしたが、2年目の時にやってみたい気持ちが強くなって、今年は難しい字でしたが、頑張って取り組めました。3年間教えていただありがとうございました」とじんわりと心にしみるあいさつに大きな拍手が起こりました。

  ゲーム機とネット機器に関するアンケート結果
毎年、12月に実施されるアンケートを5月にも実施し、1年を通じての変化を見られるようにしました。
 残念ながら、「きよさと宣言」によるルール作りは、ほとんど初めに作るだけで、確認されていません。今回特に所持率が高い<-使用時間が長い<-寝る時刻が遅い<-朝起きるのが遅い<-睡眠時間が短いという結果が出ています。またその影響として、朝なかなか起きられない、家に帰ってから勉強に集中できない、目が疲れるといった訴えが多く出た結果となりました。特に1年生にこの結果が顕著に出ています。
 また、フォートナイト、荒野行動、ボイチャ、スクリーンタイム、クロスプラットフォーム等のオンラインゲームはゲーム依存が社会的な問題となっています。お子さんが普段どんなゲームをしているか、ご存じでしょうか?
 学校でできることには限りがあります。規則正しい生活習慣や自主的に学習や部活動に取り組める力の育成にご協力いただき、輝く15の春を迎えられるようよろしくお願いいたします。
2019年12月10日
黒田 陽子