今日の出来事__
9/30 上越市教育委員会授業改善支援訪問
 今日は上越市教育委員会学校教育課のK指導主事が清里中学校を訪問され,4限と5限の授業を参観していただきました。

 4限の3年生は英語で,ALTのK先生と一緒にクイズに取り組みました。題して「No.1クイズジョッキー選手権」
 クイズに答えて単元Program5 Sushi-Go-Around in the Worldを復習するという課題です。写真は4人グループの代表がJTLからクイズカードをもらうところです。この後,班でホワイトボードに答えを書き,教室の前にいるALTの点検を受けました。

 2年生は道徳で,人権・同和問題を考えました。先週9月27日1限の続きです。
 被差別部落の人々に対する企業の就職差別の事例を通して,差別の不当性に気付き,差別を解消しようとすることがねらいです。かつて使われていた社用紙の質問項目から不適切な質問を見付け,さらに,ある青年が社長に言いたかったことを手紙に表しました。生徒たちは真剣に取り組んでいました。
 5限の1年生は社会科の歴史分野で,聖武天皇の政策について,自分の考えをまとめ,他の人との対話によって考えを深めることが課題でした。
 この授業は,清里小学校の先生方にも参観していただきました。 まず個人で,聖武天皇の国づくりについて,遷都,墾田永年私財法,国分寺等の建立,奈良大仏の建立等は,天皇,貴族,庶民,寺社にとってプラスだったのかマイナスだったのかを付箋に書き出しました。
 次に3人一組で班をつくり,根拠を発表し合いながら意見を分類しました。最後に個人で「聖武天皇の政治は何%成功だと思うか」をワークシートに書いて発表しました。
 生徒の皆さんは,真剣に考えて自分の意見を付箋にまとめていましたね。教科書や資料集に載ってないことを自分の頭で考えるというのは,これからの社会で求められる資質です。授業を通して,考える力を付けていきましょう。
 4限にまなび学級は10月7日に行われる社会体験活動「ふれあい交流会」の事前学習を行いました。会場までの交通経路と会場の様子について,インターネットで検索しました。さらに条件に合う道具を使うレクリエーションを考え,「レクカード」を作成しました。交流会は準備が大事です。疑問に思ったことはとことん調べて準備を進めましょう。

 放課後に清里小中の先生方で,「対話を通して表現力を高める授業づくりができていたか」について協議をしました。最後に指導主事から「すべての子どもが分かる楽しさを実感する授業を目指してほしい。そのために授業のUD化を進め,研修を通して教師力を高めてほしい。」とのご指導がありました。

 上越市教委のK指導主事先生,清里小学校の職員の皆様,本日はご来校ありがとうございました。今後とも,清里区の子どもたちのために,力を合わせて教育活動に励んでまいりましょう。今後ともよろしくお願い申し上げます。
2019年09月30日
網谷 清志