今日の出来事__
7/2 2年生心肺蘇生法講習会
今日の3・4限に体育館で「心肺蘇生法講習会」が行われました。2年生の保健体育の授業の一環です。ねらいは,「いざというときに対応できる救急法を身に付ける」ことでした。
指導者は上越南消防署高士分遣所のお二人の救急隊員です。
倒れた人を発見したときには,
1 まず大声で助けを呼ぶ。
2 意識と呼吸を確認するとともに,119番とAEDの要請を他の人に頼む。
3 心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行う。
とのことです。2年生の皆さんは小6(今から2年前)の時にも講習を受けたそうですが,忘れてしまったこともあったそうです。
最初は恥ずかしいのか,動作がぎこちなかったようです。しかし,実際の場面ではそんな訳にはいきません。一刻を争う緊張の場面です。だんだんと真剣さが増してきました。
次にAEDのある場所を確認し,AEDの使い方の実技を行いました。AEDの中身を確認し,パッドの貼り方を見せてもらいました。
AEDのボタンを押すときには,周囲の人に離れてもらうことを忘れてはいけませんね。
AEDの解析後は指示されたとおりに胸骨圧迫を再開し,救急隊員の到着を待ちます。
詳しくは,日本医師会のホームページ https://www.med.or.jp/99/cpr.html
をご覧ください。
生徒の感想は次の通りです。
「最後に救急隊員の方が言っておられた『勇気を出して自分のできることを探してください』ということを忘れないで,勇気を出して行動しようと思いました。」
「胸骨圧迫をずっとしていると,手の甲と手首が痛くなって大変でした。AEDの電気ショックの仕方はあまり難しくなかったので,勇気を出して,将来行う場面があったらします。」
「今日一番印象に残っているのは,AEDを使うときのもう一人の人との協力です。心肺蘇生は一人でするのではなく,協力することで救える命が増えるのだなと思いました。」
2年生の皆さん,お疲れ様でした。勇気を出して行動することを決意しました。とても貴重な経験でしたね。
2019年07月02日
網谷 清志